最近の女性たちはどうして父娘ほど年齢が離れた中年男性をセックスの相手に選ぶのか。
果たしてそこに嫌悪感はないのか。
実際にオジさんを性の対象として見ている4人の女性たちに、その理由について語ってもらった。
実は人気が高い40～50代の地味なおじさん
「援助交際の相手にするなら小金持ちのおじさんが一番」（19歳・フリーター）
普段はバイトでコツコツ稼いでいるけど、ブランド物の服が欲しくなったりして、まとまったお金が必要になった時は援交で稼いでます。やっぱりそっちの方が手っ取り早いですからね。
ただ、援交する際に必ず気をつけていることがあるんです。それは、相手に40代から50代くらいの地味な感じのおじさんを選ぶこと。
いや、以前は何度か20代くらいの若い人相手に援交したこともあるんです。でもろくな思い出がなくて…。
たとえば、いつもエッチの前に援交代をもらっているんだけど、ある20代半ばの人が相手の時は「お金を下ろすのを忘れていたから、後で一緒に銀行に行こう」って言われて、それを信じちゃったんです。で、エッチの後、銀行の前で「じゃあ、下してくるから待ってて」って言われて待ってたら、別の出入り口から逃げられていたっていう…。
また、ある20代後半の人の場合は、普通の人っぽい外見だったから安心していたのに、ホテルに入ったらド変態というのがわかってドン引き。だって「今日はこれでたっぷりイジメてあげるね」なんて言いながらカバンの中身を見せてきたんだけど、バイブとか拘束具とかヤバそうなグッズでいっぱいなんですよ。当然、隙を見て逃げ出しました。
その点、おじさんが相手の時はイヤな思いをしたことがほとんどありません。やっぱり余裕があるんでしょうね。喋ってても私を気遣ってくれる優しさを感じるし、自分の性癖を押し付けてくることもないし、金払いもいい。援交相手は中年おじさんに限ります。
満員電車ではワザとおじさんに密着して…
「満員電車で嗅ぐ加齢臭に興奮した後はツーショットダイヤルで…」（25歳・ＯＬ）
私は匂いを嗅ぐのが好きなんだけど、普通と違うのは、香水とかの“いい匂い”には全然何も感じなくて、おじさんの発する“加齢臭”にグッときちゃうこと。あのブルーチーズのような独特の匂いを嗅ぐと、どういうわけか股間のあたりがムズムズしてきちゃいます。
とくに危険なのは、満員電車でおじさんの近くに乗り合わせた時ですね。「もっと近くで嗅ぎたい」ってどんどん近寄っていって、最後は私の方から身体を密着させることもあったり…。
自分でも「なんでこんな逆痴漢みたいなことをしてるんだろう!?」って思うけど、加齢臭で頭がクラクラしているせいか、そんな時はまともな判断ができなくなっちゃってるんですよね。で、気がついたら、加齢臭を発しているおじさんの背中にピタッと張り付いて、股間を濡らしながら、スーハースーハー、すごい勢いで匂いを嗅いじゃってる。ハイ、どこからどう見ても変態です。もし客観的にこの時の自分を見ることができたら、きっと目とか完全にイッちゃってると思います（笑）。
もっとも、いくら興奮しても、満員電車のなかでそれ以上のことをする勇気はありません。なので、興奮をどうにも抑えられなくなった時は、ツーショットダイヤルに「加齢臭大好き。40代以上のおじさま、いっぱい匂いを嗅がせてください！」なんて募集をかけています。朝、募集をかけると、夕方くらいには5～６人、多い時には10人くらいからメールが届いているので、気になる人にメールを送り返して、実際に会うって感じです。
この前会ったのは53歳で白髪まじりのおじさん。まず食事に連れて行ってもらって、その後、私から誘ってホテルに入りました。
そして部屋に入ると、遠慮することなく匂いを嗅ぎまくり。ベッドになだれ込んだら、おじさんにギュッと抱きつき、一番加齢臭のきつい耳のあたりに鼻をつけて、嗅いだり舐めたり、やりたい放題です。もちろんその間、股間はグショグショに濡れちゃってますね。
「匂いを嗅いだだけでこんなに濡らすとは、キミ、本当に加齢臭が好きなんだね」
そんな私に、おじさんも少し呆れた様子でこう一言。でもツーショットダイヤルで知り合った人に、今さらカマトトぶる必要はありません。
「うん、おじさんの匂いを嗅いでるだけで、すごい感じてきちゃう。おじさん、私のグチョグチョのオマ●コ、いっぱい弄って…」
って、思いっきりイヤらしく囁いちゃいました。
で、この後はおじさんの激しい指責めが始まるわけですが、その間も私はおじさんの耳元に自分の鼻があたる位置をキープ。さらに挿入後も身体を密着させ、この加齢臭を嗅ぐのに最適の体勢を保ち続けました。
「キミの荒い息が耳にあたって、こっちまで変な気分になってくるよ」
おじさんはそう苦笑いしながらも、変態ちっくな私とのエッチを楽しんでいるようでしたね。
一方の私はおじさんのきつい加齢臭と激しいピストンで興奮も最高潮。
「おじさんの匂いとオチ●チン、好き好き好きぃぃ！」
なんて叫んで、とうとう絶頂に達したのでした。
どうせ口説かれるならできるおじさんでしょ！
「モテる中年、モテない中年、その境界線はここにある」（28歳・OL）
私は20歳くらいの時におじさんの魅力にハマって、以来、40代以上のおじさんばかり選んで付き合ってきました。同世代の友達から不思議がられたこともあったし、必然的に既婚者と不倫することが多くなったことで、たしなめられたりすることもありました。でも同世代の男のコには全然魅力を感じることができないので、仕方ないんですよね。
ただ、そんな私でも、おじさんなら誰でもＯＫってわけではありません。やっぱり彼氏にできるおじさんとできないおじさん、エッチできるおじさんとできないおじさんがいます。
まず大事なのは見た目。別にイケメンおじさんである必要はありません。ただ、気をつけられるところは気をつけて欲しいですね。
以前、ある飲み屋で感じのいいおじさんと仲良くなったんです。で、けっこう話も盛り上がって、「今日はこのままお持ち帰られコースかなぁ」って思いながら、改めておじさんの顔を眺めてみたら、鼻毛が２本だけニョキッと飛び出ていることに気づいちゃって…。やっぱりいくらおじさんが好きと言っても、鼻毛が出ている人にキスされたくない。一気に興ざめしました。
清潔感も大事なポイント。私はスーツ姿のおじさん萌えだけど、ヨレヨレのスーツだと魅力は半減。やっぱりパリッとしたスマートな着こなしをしているおじさんに憧れちゃいますね。
そして若い男のコにはない、おじさんの最大の魅力と言えるのが、女性への気遣い力。聞き上手だったり、さりげない優しさを見せてくれる人にはグッときます。
前に女性同士の人間関係に悩んでいたことがあって、その時の上司に「最近、元気がないけど、どうした？ 悩みがあるなら聞くよ」って飲みに誘ってもらったんです。で、何も言わずにずっと愚痴を聞いてくれて、すごく嬉しかった。もちろん一気に惚れましたよ。
あとは仕事のできる人。仕事のできる人は、普通に話をしていても言葉の端々に自信がみなぎっていて、グッと惹かれますね。それに個人的な経験では、仕事ができる人はエッチも上手なことが多いんです。
と言うのも、仕事のできる人って相手が何を求めているのかを見極めるのが上手なんですよ。エッチの時、普通の女性は「今どんな愛撫をされたいか」なんて口では言えないけど、仕事のできるおじさんはそのあたりを上手く察知して、的確に責めてくれるっていう。
５年ほど前、当時勤めていた会社で50代の支店長と不倫していたんだけど、この人が「エスパーなの？」ってほど、私の願望を読み取るのが上手かったですね。それこそ、もしかしたら顔に「今日は激しく犯されたい気分」って書いてある？って不安になるくらい。まぁそういう空気を読むのが上手いから仕事ができて、出世もできるんでしょうね。
いくらおじさん好きの私でも、身だしなみが良くなくて、清潔感もなくて、気配りができない、仕事もできないという人は無理。やっぱり“できるおじさん”に口説かれたいですね。
勃起したからと安心しても挿入すると…
「年の離れたおじさんが好きな私でも、最近は悩みがあって…」（46歳・主婦）
若い頃から年の離れた男性が好きで、自分より一回り以上も年上の人と付き合うことが多かった私。46歳になり、熟女と呼ばれる世代になった今もやはり年上と付き合っていて、現在の彼氏は63歳になります。
彼は年相応にシワだらけだし、肌もカサカサです。でも、そのあたりは私にとってむしろチャームポイント。初老の男性らしい、“渋み”が感じられて、逆に興奮させられちゃいますね。
ただ、そんな彼にも不満はあります。それはなかなか勃起しないこと。
年齢が年齢だし、反り返るくらいギンギンになってほしいなんて、無茶なことは思ってません。とりあえず挿入できるくらいに硬くなってもらえばそれ以上のことは望まないんですが、これがけっこう難しくて…。
私たちがセックスする時は、たいていフェラから始めます。タマタマを優しく揉み解しながら10分から20分くらいは舐めているんですが、この時点では半勃ちから6～７分勃ちがやっと。まったく勃ないことも珍しくなく、その場合はここでセックスを諦めます。
でも、なんとか勃起させることができても安心はできません。挿入しても、今度は半分くらいの確率で中折れしてしまうんです。
最初から勃たなかった時は諦めもつきますが、中折れはこっちの気分も中途半端に盛り上がっている分、きついですね。なんかモヤモヤだけが残って…。中折れしても彼の前では平静を装っていますが、実は後でこっそりトイレでオナニーしたこともあります。
ただ、そんな彼ですが、別れたいとは思いませんね。何歳になっても、年上好きは年上好きなんです。
