自分から率先して同窓会の幹事を務めて元カレと毎年の火遊びを繰り返してます
あれは３年前の正月休みのこと。
急遽、高校の時の同窓会が開かれることになり、夫が「久しぶりに昔の友達とゆっくりしておいで」と快く送り出してくれたこともあって、初めて参加することにしたんです。
今でも実家に帰った時に連絡を取り合う友達もいますが、ほとんどは20年近くぶりの再会。
皆おじさんやおばさんになったものの、それぞれ面影は残っていて、会話をしているとまるでタイムスリップでもしたかのような気分になります。
「久しぶり、元気してた？」
そんな中、一人の男性に話しかけられました。忘れもしません、というか忘れられるわけがありません。だってその彼は初めての彼氏にして、記念すべき初体験の相手なんですよ。
「久しぶりだねー。変わってないからビックリしちゃった」
そう返すと、ニッコリと微笑んで見せた彼。その笑顔は、昔とまったく変わってなくて、懐かしい気分でいっぱい。実はこの同窓会で一番会いたいと思っていたのが彼でした。大事な思い出の人との再会に、テンションが上がっちゃいます。
ちなみに彼も結婚していて、すでに子供もいるとのこと。でも正直そんなことは、どうでも良かったんです。なにしろこの時、お互いに心が高校時代の頃に戻っていましたからね。
「この後どうする？ オレはもう少し一緒にいたいけど…」
昔話にすっかり盛り上がり、そろそろお開きという時間になると、彼がこう誘ってきました。もちろん私の返事はＯＫ。そしてこの後、私たちはラブホへと向かったのでした。
この年以降、自分から幹事になることを申し出て、毎年正月休みに同窓会を開くようになりました。その目的が年に１回、元カレと火遊びするためなのは、言うまでもありません。
