中国地区最大の歓楽地に大潜入
昨年の大きな話題として、広島カープの優勝が挙げられるが、現地の風俗事情はいかがなものか。さらに隣の呉市には本番風俗もあるという。ちょっと浮かれた街角のウラの表情を確かめるべく赴いた記者が、そこで見たものは!?
カープ優勝に沸く街の夜の表情とは
街の至るところで赤いものが目に付く。シーズンはとっくに終了したが、カープフィーバーに沸く広島はもはや野球好きというよりカープ好きの様相で、地元の方に聞くと25年前の優勝時よりも盛り上がりが激しいそうだ。今取材ではそんな広島地区での知られざるウラ風俗を探ろうというもので、まず広島市内の繁華街へと赴いてみた。
広島駅から路面電車で10分ほどの銀山町という停車場の先を少し歩くと、薬研堀歓楽街が現れる。飲食店を中心にスナックやキャバクラなどの飲み屋が数多くある。記者が到着したのはまだ宵の口の手前だが、大声の広島弁が飛び交う様子からは、もう既に出来上がってる人がいるようだ。
そこかしこにある無料案内所には「広島ナンバーワン」などの文字がおどっており、キャッチの声と相まってなかなかの賑わいである。奥に進んだ先の流川という場所では、ヘルスやソープのけばけばしい店が増えてきた。
事前の情報ではマントルの客引きが声をかけてくるとあるのだが、なぜか記者は一切相手にされない。まるで透明人間にでもなったかのように冬の広島繫華街を歩く。どうやら客引きが登場する時間にはまだ早かったようだ。こうした人に声をかけられてプレイする受け身システムは隣の福山のパツ屋でもあった。中国地区特有なのか。そんな思いを抱えながら呉に移動することにした。
昔ながらの街並みそしてシステムも
広島駅から呉線に乗って40分ほどすると呉駅に到着。市内随一の繁華街であるレンガ通りにタクシーで向かう。それとなく運転手に聞くと「風俗やったら広島じゃな。ここではタオルで拭いて、ほいっじゃ(笑)」
そのほいっとはどんなものか体験してみよう。先の広島とは打って変わって呉繫華街は静かで、カープ色もほとんど見かけない。飲食店もお好み焼き一辺倒ではなく、居酒屋などジャンルは分かれているが、客はあまりおらず営業の有無が外から判別できぬほど薄暗い感じだ。
ひとまず半径500メートル圏内ほどのコンパクトな盛り場をうろつく。海も近いが、呉の名称は九つの嶺に囲まれた地形から九嶺=呉になったという。そんな山に当たった海風が頬を刺す。
「お兄さん。ちょっと遊びどう?」
地味な看板前に立つ客引きが声をかけてきた。聞くと「ここは本番!」ときっぱり。
「今、20代のコがおるよ。すぐに遊べるから」と、記者以外に誰もいない裏路地で熱心に話しかけてきた。取材のため本当はもっと他店も調べたかったが、見当たらなかったので入店することに。店内は薄暗くJポップが大音量で流れていた。ボックス席に着くと、ほどなくして嬢が現れた。自分の位置からは逆光気味の強い光で相手の顔が確認できないが、恐らく30前後のお姉さんと見受けられた。
素人感満載の嬢がちょっと本気に?
まずプレイ代40分1万5000円を支払う。嬢の恰好はひざ上まであるセーター地のものをざっくり着ており、ルックスは鈴木紗理奈とスザンヌを足したような軽くヤンキー仕様って感じだ。日頃は昼間働いているが、たまに広島市内からわざわざ呉までバイトしに来ているとのこと。
そんな話をしながら、おもむろにパンツを脱ぐ嬢。記者も下半身をむき出しにする。おしぼりでチ〇ポを拭くと、傍らから取り出したゴムを被せて、やる気のない手コキをしてきた。意識を集中して勃起させると、セーターをたくし上げて嬢が上にまたがってくる。狭い座席での地味で単調な騎乗位が続く。それが義務であるかのような機械的な動きだ。
推定Bカップの胸をまさぐって乳首を指先で軽くいじると、嬢の吐息が熱いものへと変わってきた。ここぞとばかりに正常位にスイッチして、角度を変えながら子宮の奥をゴム越しに突く。嬢の喘ぎ声は地味だが感度は良いようで、セックスを楽しんでいる感がある。細身だが少々くたびれた30代女性独特の肉感が記者のチ〇ポを刺激してゴム内に発射すると、嬢はこれまでの熱い行為を打ち消すかのように仕事っぽく、サクサクと片付け始めた。
パンツを穿きながら仕事について聞くと、これまで風俗はおろか、水商売の経験もないとのこと。
「じゃあセックスが好きでやってるの?」
「嫌いな人おらんじゃろ」
もちろんこんな風俗で講習などなかろう。これまでの愛想の無さはリアルな素人のリアクションであったのだ。ふと気づくと、入り口の方では入ってきた客が閉店で追い帰されている。今夜の出勤は彼女だけのようだ。隣の街と全然違う地味なシチュエーションで地味なプレイ。こんな夜があってもいい。