耳かきエステは健全店と風俗店への二極化が進み、グレーな店はなくなったかに思われたが…
健全化された店に紛れて本番店が!?
2005年頃に誕生し、一時期は大ブームとなった耳かきエステ。
個室で女のコと二人っきりになって、恋人同士のようなムードで耳かきやマッサージをしてもらったり、時間内たっぷり甘えさせてもらえる店だ。
だが、その絶頂期は2009年には終焉を迎える。
過当競争の結果として下半身サービスを行なう店が現れ、同年6月には全国でも初の摘発例が。
さらに8月には秋葉原の耳かき店で働く女性店員がストーカー男に刺されるという痛ましい事件が発生した。
こういった事例を受けて、一時期ほどの勢いはなくなったものの、それでもまだ耳かきを売りにした店は残っており、そのタイプは大まかに3つに分類される。
ひとつは女のコが膝枕で耳かきをしてくれるが、女のコへのタッチはNGで、性的サービスも全く行なわない健全な営業スタイルのもの。
従来の耳かきエステがこれに当たる。
そして、キチンと性風俗営業許可を取って、女のコをホテルに派遣する回春エステ型の耳かき。
フィニッシュは手コキが中心で、いわゆるオナクラの派生形と言えるだろう。
最後のひとつが、問題の裏サービスつきの耳かきエステだ。
摘発の目をかいくぐるために表向きは通常の健全な耳かきを装っているが、実際にはかなり過激なプレイが楽しめるという。
ネットなどで本番アリと噂される店のホームページには「究極のVIPサービス」といった文言が踊っていた。
試しに電話を入れてホテルにデリバリーしてみたところ、現れたのはハタチ前後のごく普通っぽい女のコ。
通り一遍の耳かきやマッサージをしてもらったところで、こちらから交渉するまでもなく下半身に手を伸ばし始めた。
されるままに手コキから、ゴムフェラのサービスを受けていると「ねぇ、もっとエッチなことしたくない?」と彼女の方から水を向けてくる。
もちろん断る理由もないため、5000円の追加料金を払って最後までヤラせてもらった。
事後、彼女に話を聞いた。
「VIPサービスっていうのは手コキとフェラのことだよ。本番については自己裁量っていうのかな、私が勝手にやってることだから。だからスタッフに聞いたりしちゃダメだよ」
そう言って笑う彼女だったが、その受け答えすら店の指示なのかも知れない。
後日、改めて調査しようと店のホームページにアクセスすると、すでにページは消えており、電話も繋がらなくなっていた。
店名を新たなものに変えて、どこか違う場所で営業を続けているのだろうか?