東京オリンピックで相次ぐ風俗店の摘発
東京五輪。現在、都内ではかつてないほど大規模な風俗摘発が繰り広げられている。かくして追われた風俗業者たちはどこに行ってしまうのか。徹底ルポした!
五輪以降に最も熱くなる錦糸町
「錦糸町にはかつての歌舞伎町と似た匂いがある」(ライター)
来年に控えた東京五輪を前に都心の風俗街が次々と摘発を受けている最中、新たな桃源郷として最も注目されているのが、江東区や亀戸とセットで「東京副都心」に定められた錦糸町だ。
「駅前の再開発が進み、大手デパートも急増。人の出入りは激しくなっています。その一方で、駅前ビル通りのピア錦糸町はヘルスやサロンの密集地帯で、立ち飲み屋も多い。また場外馬券売り場もあり、飲む・打つ・買うの男の三拍子が揃った街なんです」
加えて、裏通りにはラブホテル街や外国人パブが乱立。第二の歌舞伎町として、ふさわしい要素がぎっしり詰まっているのだ。
実際、歌舞伎町の風俗業者が錦糸町に続々と引っ越しているという。
「雑居ビルの空きテナントも多いので新たに営業しやすい。そのうえ、錦糸町駅は新宿と千葉を結ぶ総武線の真ん中に位置し、渋谷直通の半蔵門線も乗り入れています。つまり、東京と千葉の女のコが集結する穴場。それだけに風俗嬢の調達にも困らないんですよ」
働きたい風俗嬢が多ければ、当然店側も選んで採用できるので美人率も上がる。
今後、錦糸町が日本を代表する風俗街に発展することは、ほぼ間違いない。「古き良き下町の蒲田ですが、昔から隠れ風俗の多い街でもあります」(スポーツ紙・風俗班デスク)
錦糸町の駅前にある繁華街への入口。飲み屋も風俗店も乱立する男の桃源郷だ
今後マニアックな風俗が乱立すると予測される蒲田
元々、蒲田は知る人ぞ知るディープゾーンだ。以前から駅周辺には地元民が利用する風俗店も数件存在。
「かつては駅西口にもソープやサロンもあったのですが、学校が周辺地を買収。巨大な校舎を建てたため、風俗系はなくなってしまった」
だが、駅東口にはいまもサロンがちらほら。居酒屋や定食屋も多く、場末感の漂う一帯だ。サロンは基本的にフェラサービスだが、
「女のコとの交渉次第で本番可能な店も多かった。また、蒲田の商店街の中には地元妻が経営する本番デリヘルもあったほどですよ」
そんな蒲田も東京五輪を皮切りに「新・性地」に挙げられているスポットだ。
「おそらく五反田のような風俗街になります。五反田にはSMやフェチ系などマニアック風俗が集まっているのですが、五輪開催を前に摘発が相次いでおり、それらの業者が蒲田に流れるという噂があります」
五反田、そして蒲田のような街は繁華街ではないので、人には言えない危ない性癖を持つ人もお忍びで遊びに来やすいのだ。
「それこそ看板は出さず、商店街の中の店舗を受付にするマニアック風俗も登場するはず」
ネットを駆使して、蒲田風俗を検索する時代は近い。
五反田にあった風船フェチ風俗。こうしたマニアック店も蒲田にお引越し!?
テレクラ援交の聖地と言われた竹ノ塚も風俗街に鞍替えか?
東京・足立区にある竹ノ塚は風俗通なら誰もが知っている「援交の町」だ。
「テレクラ全盛期の90年代から竹ノ塚テレクラは熱いと言われてきました。地元のギャルや主婦からの援交コールが鳴りやまず、相場は一発1万円。安くてすぐにヤレる町というイメージが強いですね」(風俗ライター)
いまも竹ノ塚にはテレクラがあり、
「出会い系サイトに出没する援交ギャルがよく待ち合わせ場所に竹ノ塚駅を指定してくることも多い。駅前にはソレらしきギャルがちょくちょく立っていますよ」
さらに昨今はフィリピンパブが乱立。いかがわしい雰囲気は都内一と言っても過言ではない。ゆえに、風俗業者も目をつけている。
「都心では当局の目が厳しくて、なかなか出来ないサービスも竹ノ塚なら可能なのでは? 例えば一時期、流行った野外プレイ。女のコのアソコに遠隔操作のリモコンバイブを仕込み、街中でイタズラするような(笑)」
過激なプレイを楽しむなら竹ノ塚、ということになるかもしれない。むろん、そこにはこんな理由も。
「援交の聖地と言われるだけあって、竹ノ塚周辺に住む女性はお金に困っているタイプが多く、何がなんでもお小遣い稼ぎがしたいんです。歌舞伎町や池袋といった繁華街でなくても、女性の調達には困らない。これは風俗業者にとって、大事な要素なんです」(スポーツ紙・風俗班デスク)
出会い喫茶や逆ナンパ部屋などの出会い系風俗が急増する可能性も高い。
「歌舞伎町の出会い喫茶なんかはハイレベルな女性が多い一方、交渉料金も高い。1発2~3万円は請求されるので、なかなか手を出しにくいんです。しかし、竹ノ塚界隈のギャルや主婦なら、もっと安い料金でOKしてくれるはず。そうなると、出会いを求めて、都心から男性もこぞって遊びに行くと思うんですよね」
風俗もあれば、出会い系も楽しめる。さらに人妻風俗の聖地にもなるという。
「地元の主婦はもちろん、この界隈には比較的所得が低い層が住む団地も多い。風俗店や出会い系風俗が急増すれば、昼間から主婦たちが趣味と実益を兼ねて集まってきます。低料金のラブホテルも周辺には多いので、不倫セックスもしやすい地域なんですよね」
意外な下町もまた盛り上がってきそうなのだ。
かつては歌舞伎町でも楽しめた野外プレイのできる風俗店。昨今は当局の目が厳しく、この手の店は壊滅したが、東京郊外なら可能!?
昔から裏風俗が多かった土地西船橋も熱くなるのは必至!
最後に挙げるのは、東京都と千葉県を結ぶ主要駅・西船橋駅周辺だ。
「10年ほど前までは裏風俗が多い土地として知られていました。特に駅前のマンションの一室で大人のパーティが多数開かれていて、昼間から地元の人妻たちがバイトしていました」(風俗ライター)
本誌記者もかつて西船橋で開催されていた『ランチ付き・大人のパーティ』に潜入した経験がある。
マンションの一室に招かれると、リビングには4~5人の若い人妻が井戸端会議に花を咲かせており、アットホームな雰囲気。その時、客は記者一人だったため、奥様たちに囲まれて、アレコレと話しかけられて恥ずかしい思いもしたが、ランチ(焼きそば)をごちそうになった後、タイプの女性を選んで別室へ。
先ほどのリビングで奥様たちの話し声が聞こえる中、25歳の若妻と一戦を交えた思い出は今も印象深い。
「良くも悪くも西船橋の裏風俗はユルい(笑)フツーの奥様たちと気軽にハメられる感覚がありましたよね」
そんな西船橋に都心の風俗業者が大移動しているという。
「都心に比べて、風俗店もマンションを借りやすいんです。同じマンション内で10室近く借りて、隠れ店舗型風俗として営業する店も出てきています」
お分かりだろうか。マンションの一室で受付をして、その後、同じマンションの別室に移動。そこがプレイルームとなっており、女のコと2人きりでゆったり楽しめるのだ。
いわば風俗マンションができる可能性も高い。
「そうなると間違いなく、人妻風俗の聖地となります。人妻は人目を避けてアルバイトをしたいので、繁華街の風俗店で働くのは嫌がります。その点、マンション内なら誰の目にも触れない。場所的にも東京からも千葉からも通いやすい。膨大な人数の人妻が秘密のアルバイトを始めるかも」
むろん、マンションの一室となれば、女性と直接本番交渉もしやすい。
東京五輪が始まる2020年を前に、すでに東京郊外フーゾクは熱くなっているのだ。この時代の波に乗り遅れてはいけませんぞ。
いわゆる「マンション型ヘルス」が乱立する予感。若くて可愛い地元妻と不倫感覚で楽しめること、期待大