世の中にはオジサン好きの女性が集まる桃源郷があるという。それはなんと、いま流行りの風俗店だった！
若者たちの風俗離れが進む今こそ風俗でモテるチャンス
「かつて風俗で遊ぶ客といえば、20～30代の若くて働き盛りの男たちでした。ところがいまや客層の６～７割は50代以上。客の高齢化が著しく進んでいます」（風俗ライター）
草食系男子の急増とともに、若者の風俗離れも囁かれる昨今。それに対して、
「年々、風俗で働く女のコの平均年齢は下がっていて、いまや18歳～22歳が中心。２３歳以上になると、ちょっとしたオバサン扱いされるほどです」
いわば現在の風俗は、オヤジ客とギャル風俗嬢で成り立っていると言えるのだ。
そんな時代ゆえ、面白い現象が起こっているという。
「オヤジと接する機会が多いせいか、オヤジ好きの風俗嬢も多いんですよね。一昔前は50代以上のオヤジに対しては、口には出さないものの『いい年をして、このスケベ親父が！』と、キモがる風潮があったんですけどね」
オヤジが風俗でモテるようになった。
そこで本誌はその現象を取材すると同時に、数ある風俗ジャンルの中でもとくに「オヤジがモテる」最新フーゾク最前線を探ることにした。
まず、なぜ風俗嬢にオヤジがモテるか。その理由を調べてみると、３つの要素があることが判明した。
オヤジがモテる３つの要素とは
- ガツガツしていない
- トークがうまい
- テクニックがある
「たまに若いお客さんが来るけど、すぐに本番強要してくるわ、コミュニケーション能力もないわ……何よりヒドイのは愛撫テク。いきなりクリを強く抓んできたりして、ホント、痛いのよね」（19歳・デリヘル嬢）
要は今の若者に足りない部分がオヤジにあるのだ。
風俗未経験の奥様がこっそりアルバイトする人妻オナクラ
では具体的にオヤジがモテる風俗とは何か。その一つに挙げられるのが「人妻オナクラ」だ。オナクラとは、女性にオナニーを見てもらう風俗。
「基本的にはＭ男向けの風俗で、オナクラ嬢もギャルが中心。ギャルにオナニーを見られて、言葉攻めされたり、オプションで手コキや足コキをしてもらうこともできます」（風俗ライター）
ギャルが人妻に変わったのが「人妻オナクラ」で、
風俗未経験の人妻が軽いアルバイト感覚で働いています。ゆえに素人性が高く、うまく口説ければ、本番にも持ち込みやすい。
ここで発揮されるのが、オヤジの風俗力だ。
ソフトタッチが女の性欲を興す
「うちの店は、ソフトタッチはＯＫなんです。だから、上手なオジサンは私をベッドでハグしながら、耳元で、
『旦那さんとはしてないの？ たまには、気持ちイイことしたくない？』とか言いながら徐々に、スカートの中にまで手を入れてきて…。ムードたっぷりに迫られると、私も本気になってしまうんですよね」（人妻オナクラ嬢の結衣さん・30歳）
ガツガツせず、トークとテクニックで本番に持ち込む。ヤリたい気持ちを押し隠すのがまだ下手な若い奴らでは真似できない芸当だ。
話題の最新フーゾク
①下着フェチ専門店
「数々のセクシー下着をコスプレとして取り揃えている『下着フェチ専門店』は、まさにオヤジの竜宮城」（風俗ライター）
ガーターベルトを始め、スケスケのネグリジェもあれば、清純な純白パンティなどなど、女性の下着に興奮するオヤジは多い。
下着フェチ専門店はまさにそんなオヤジの願望をかなえる最新フーゾクで、
「女性も見られたい願望を持つＭ女が多い。ドＳのオヤジがモテます」
②新人OLデリヘル
入社して１～２年の新人ＯＬが働くデリヘルもオヤジがモテる桃源郷だ。
「バイトしているＯＬさんたちは社会に出たばかり。職場の上司や先輩には言えない悩みも、見ず知らずの年配のオジサンには相談しやすいようです」（風俗ライター）
トークと密着を楽しめるアロマエステは紳士がモテる
人妻オナクラのように、オヤジがモテる風俗とはズバリ、ソフト系風俗である。
なかでもとりわけオヤジ向けと言えるのが、最近急増中の「高級アロマエステ」だ。
「アロマオイルを使ったマッサージが主なサービスで、ウットリとした気分に浸れて、身も心も癒されます。もちろん性的なサービスもありますが、基本は手コキのみです」（スポーツ紙・風俗班デスク）
また、高級アロマエステには他の風俗業種と違った特徴があるという。
「働く女性のタイプです。この手の店はやや高額で、相場は80分２万。手コキのみでこの値段はかなり高いのですが、それ相応の美女を揃えています」
美女率が高い理由は当然、バイト料が高いからだ。
「女性は基本的に服を脱ぐこともなく、フェラや素股といったサービスもない。それでいて80分間、客を相手にすれば１万円以上の収入になるんです。そうなると働きたい女性も殺到するため、店側もイイ女だけを雇うようになるんです」
実は相性が抜群の美女とオヤジ
実際、高級アロマエステには現役ＣＡや秘書、元女子アナがアルバイトしている店もあるのだ。
そして、ここでもオヤジがモテまくりなのだ。
「たまに20代の若い人も興味本位で遊びに来るんですけど、正直、厄介ですね。マッサージ中は自分の自慢話や、くだらないゲームの話なんかも延々としてくるし、私のことも根掘り葉掘り聞いてくるんですよね」
そう語るのは池袋にある某高級アロマエステで働くリナさん（26歳）。実は彼女、現役のイベントコンパニオンで、北川景子を彷彿させる洗練された美女である。
中には嬢との店外デートから結婚に発展するパターンも？
高級アロマエステでは「密着サービス」なるものもあり、
「下着は着用していますが、お客様に添い寝をしたり、膝枕をしたりするんです。ここでも若い人はベタベタと触ってきて、隙あらばアソコに手を伸ばしてくるんですよね。ダメですよ、と優しくたしなめたら『チッ』と舌打ちされたことも」
まだまだ紳士の遊びを知らないのだ。その点、オヤジ客は密着サービスの時も、無茶なことはしない。それどころか、
「まるで私を自分の娘のようにギュっと包み込むように抱いてくれるんです。あの包容力は若い人にない魅力ですよね。私のほうが、癒されてしまうんです」
本来、客を癒すはずの風俗嬢が逆に癒される。実はこれこそオヤジ客の本当の魅力でもあった。
話を聞いてあげるうちに「もっと教えてください！」とお願いされて、店外デートに発展するケースも少なくない!?
美女が抱える心の闇を癒そう
前出のリナさんはこう続ける。
「周りにはモデルと言いながらも、現実はこっそり風俗でバイトしなきゃいけないぐらい、仕事がなくて、生活も苦しいんです。色々とストレスも溜まっているから、オジサンに抱きしめられると、恋愛感情まで生まれてくるんです」
お分かりだろうか。先にも説明した通り、高級アロマエステで働く女性は、世間的に見れば高嶺の花が多い。しかし、風俗でバイトをするということは、一人一人に何かしらの「闇」があるのは間違いない。
そうした心の闇を癒してくれるのが包容力のあるオヤジ客たちなのだ。
新宿にある高級アロマエステで働く真菜さん（26歳）は石原さとみを彷彿させる美女で、職業は幼稚園教諭。
「将来、自分の店を持ちたい夢があって、その資金のためにバイトをしています」
と語る彼女だが、日々、幼稚園児たちに愛情を精一杯傾けているせいか、
「私自身は心がカラカラ。私だって、たまには誰かに甘えたい」
オヤジ客に話を聞いてもらったり、抱きしめられたりすると、気持ちが落ち着くという。
「その後に最後のハンドサービス（手コキ）をするのですが、硬くなったアレを握っていると、甘えさせてもらったお礼がしたくて…自分から『入れていい？』と聞いちゃう時もあります」
本番はご法度だが、そこは紳士の多いオヤジ客。
「若い人と違って、誰かに言いふらしたり、ネットに書き込んだりしませんからね。安心なんです。それはセックスでも、オジサンが相手なら私も思いっきり淫らな自分になりきれるんです。体の相性が良ければ、もうお店を通さず個人的に店外で会うことも…」
高嶺の花たちもひと時の快楽を楽しむなら、安心できるオヤジと言うワケだ。
風俗ライターがこう言う。
「高級アロマエステは最近では『婚活エステ』と呼ばれているほど、客と風俗嬢が結婚するケースが多いんです。それほど心と心を通い合わせることもできるんでしょうね」
もう年だから…と悲観している場合ではない。風俗に行けばオヤジはモテる！
