かつて埼玉県にある某温泉はスワップ愛好家たちの〝出会いの場〟であった。
「男女混浴のお風呂があったんですね。スワップ目的のカップルたちはピンク色のタオルを持参して、それを目印にパートナー交換を楽しんでいたんです」(風俗ライター)
だが、数年前にその温泉宿は閉館。関東近辺のスワップ愛好家はその後、どこに行ってしまったのか。
宿が淫行を黙認する本当の理由とは
「今は伊豆の温泉がメッカとなっていますね。東京からはやや距離があるものの、伊豆にはまだ知る人ぞ知る混浴温泉がいくつかあり、不倫カップルなんかがお忍びで訪れるんです」(前同)
不倫カップルもしくはスワップ愛好家で溢れているのが伊豆のNにある某温泉宿。山奥にあるのだが、かなりの高級旅館で、家族連れや若い男女などはあまり訪れないという。
「ここはウワサでは宿のオーナーがそもそもスワップマニアらしいです。だから、温泉で怪しいことをしていても、お咎めなし。そうした情報が出回り、いまや全国各地からパートナー交換をしたい男女がやってくるんですよね。一泊1人5万もするんですが……(笑)」
と語るのは実際、温泉を訪れたこともあるスワップマニアの男性(40代)。ちなみに彼のパートナーはまだ21歳の女性だという。
「ゴルフ場の受付をしている女のコでね。露出マニアのサイトで知り合って意気投合。今は彼女を連れて、3か月に1回のペースで温泉に行っていますよ」
スワップ愛好家といえば熟年夫婦のイメージだが、その温泉宿に来るカップルは彼のように中年男性と若い女性が多いという。
「自分で言うのもなんだけど、料金も高いから多少なりともお金に余裕があって、若い女のコと遊べるオッサンばかりなんだよ」
出会いの場はもちろん、混浴風呂。ここでカップル同士が知り合い、お互い気が合えばパートナー交換という流れだ。
「時々、勢い余って風呂の中でヤッちゃう人もいるけどね。基本はそれぞれの部屋にスワッピングした女性を連れこんで楽しむ。同じ部屋で4Pなんてことも、たまにあるけどね」
想像するだけでおぞましい光景だが、気になる情報も舞い込んできた。
別のスワップマニアの男性(30代)が語る。
「あそこの温泉、ヤバいらしいですよ。オーナーが全室に隠しカメラを仕込んでいるそうで、スワップSEXが全部覗かれているって噂があります。そもそも温泉内で乱交していて、何の文句も言われない時点で、おかしいですよね……」
様々な欲望が渦巻く温泉宿のようだ。