西成の代表的な裏風俗で真っ先に浮かぶのが飛田新地だろう。その飛田新地から歩いて4、5分の場所に謎のカラオケ居酒屋が続々オープンしている。実はこの店、連れ出しが可能だったりするのだ。
連れ出し可能な中韓系の居酒屋も
外国人観光客の激増によって、西成さえも観光地化が進行。劇的に治安まで改善されているという。10年以上前だと深夜にあいりん地区を歩くのさえ危険と言われたが、それも今や昔話だ。ドヤ街で使用されたタコ部屋が、1泊2000円以下の激安民泊として今は利用されているのだ。
「4、5年前から中華資本が西成にも入り出して、シャッター通りだったアーケード街にカラオケ居酒屋をオープン。安く飲めて歌えると評判を呼び、日雇い労働者たちが通い出した。その中には連れ出しが可能なお店もあって、交渉が成立すれば彼女たちの自宅で一発できるんや」(地元客)
数千円で飲めて歌える居酒屋で、ほとんどがカウンター席のみ。ママが一人のお店もあれば、女のコを3、4人揃えている居酒屋もある。大半が中国人で、中には韓国系のお店もあるとか。
若い中国人の女に招かれた
地下鉄動物園前駅を下車して、動物園前一番街のアーケードを南下。するとすぐに何軒ものカラオケ居酒屋が見える。
「こっち、こっち」
中から手招きする女性や商店街まで出て客引きをする女性。全員が全員、日本語が拙いのですぐに中国人か韓国人と分かる。
若い女のコが多い店だと特にキャッチが激しい。まるで中国エステのようにしつこいのだ。
「エッチできる?」
こう聞くと顔をしかめて手を横に振る者や「そんなお店じゃない」と拒否をする者。反応は様々だったが、その中の一軒が当たりだった。
しかしながらカラオケ居酒屋の増加には驚きを隠せない。日本の飲食店よりも多いぐらいで、西成のあらゆる商店街に進出。常連客も多いという。
「オニイサン、歌う?」
ビールを注文、アテを数品注文して待っていると、女のコがこう聞いてきた。
「歌わないよ」
「わたし、一緒に歌うよ」
彼女の名はリン。かなり積極的な女のコで四川出身らしい。年齢は28歳だ。
「ドリンクいいですか?」
ガールズバーのように彼女たちもドリンク代で稼いでいるようだ。
しばし談笑しながら世間話。といっても他の客がカラオケを始めると会話が聞こえず無言…。なるほど、カラオケは負担となる会話を減らせるのだ。それよりも初めの目的を忘れてはならない。
「エッチ、いくら?」と交渉するも拒否されて一瞬、たじろいだが、彼女の表情は怒ってはいない。最近、締め付けが厳しいので警戒しているだけかもしれない。
「わたし、知らない。ママに聞いて!」
リンはそういうと、ママを呼ぶ。その結果、ママは「2万円」という。正直、この値段は足元を見られている。西成でこんな値段を吹っ掛ければ誰も連れ出しなんかできないからだ。
「1万5000円にして」
「うーん…今回だけよ。今から行く?」
生活感のある自宅で一発!
飲み代を2500円、プラス連れ出し料を先払い。場所はリンの自宅だった。服が脱ぎ捨てられ、生活感いっぱいでお世辞にもキレイとは言えない部屋だ。
シャワー後、プレイはすぐにスタート。乳首舐めからゴムフェラ。この辺は中国人あるあるだ。そして、上にまたがり本番へ。ムードもへったくれもないが、リンは徐々に顔を赤らめて興奮している様子。バックで尻肉をつかんで突き上げると、ようやく可愛らしい喘ぎ声が聞こえてきた。さらにスピードを強めると、「ああああ、ああん」とかなり艶っぽい。悔しいが、すぐに暴発してしまった。
大阪風俗業界で梅毒が流行!?
中国人観光客が持ち込んだ梅毒
数年前から爆発的に増えているのが梅毒患者である。特に観光都市となった大阪は危機的状況だ。
「検診に行くと梅毒が増えているから淋病だけでなく、梅毒も検査した方がいいと言われる」(十三の風俗嬢)
梅毒は第1期から4期まであって、その間に潜伏期間があるため、一部の人が薬も処方していないのに、自己完治したと勘違い。こうした患者が風俗で感染を広げていく。
「大阪では中国人観光客から風俗嬢、そして別の客にまで広がっている」(泌尿器科医)
笑えない由々しき事態なのだ。